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#001 「調整工数削減 ピラミダル」
1 はピラミダルの出ている品物の光路図です。
2 の図では、20mmの直角三角形を想定してみました。斜面の長さが20mm±0.1の三角プリズムでは、直高が14.142mm±0.07となります。 仮に、左右の高さがずれて片側がプラスいっぱい、もう片側がマイナスいっぱいとなった場合は公差の中に入っている良品だとはしても、左右で0.14mmの寸法差が発生すると90°の綾線AとBの面は平行ではなく、0°24′03″の角度が生じます。この角度を ピラミダル と呼びます。


 
この場合、入射した光が反射して出てくるまでに、傾いた斜面に2回反射して出射しますから光路が大きくずれます。

 
一般的には、これだけ大きくピラミダルが生じることはないと思いますが、光軸がはずれた分だけ調整が必要となってしまいます。特に45°及び90°の角度公差を厳しく指定した場合はピラミダルによって光路がずれていることが分からず、設計通りの光路が得られないという問題が発生することもあります。

 当社のプリズム加工では、どの品物でもピラミダルを1〜2′の中に入れる努力をしてまいりました。ピラミダルが入るかどうかは、加工方法の違いによるものですから、その分の手間は掛かりますが、組み立てて光路の調整をするよりも、調整をほとんど必要としないプリズムをご提供させていただくことで、お客様のトータルコストを下げることが出来ると考えております。


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