プリズム技術情報
超高精度プリズムの納品実績
◆(財)高輝度光科学研究センター(大型放射光施設 SPring-8)様 (20011/04)プリズム |
テクニカルの超高精度プリズム技術

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プリズムとは
プリズムは、様々な角度で構成された平面の研磨面を2つ以上持つ透明体です。機能別では、「反射プリズム」「分散プリズム」「偏光プリズム」などがあり光の屈折を利用して光を集めたり、像を反対・回転させたりすることが出来、光学機器を設計する際に重要な役割を果たしています。 以下では各プリズムの説明が動画で見ることができます。
プリズムや光学ガラスのさまざまな応用例
プリズムや光学ガラスがどんなところに使われているかを説明します。 当社ではさまざまな光学ガラスを加工しております。「こんな形のものが作れないか」、「1個だけ作ってもらえないか」、「素材や材料を購入できないか」などご要望や困りごとがございましたら、是非お声がけ いただければと思います。個人の方でも対応いたします。ご遠慮なくお問合せください。
天文分野への応用例
天頂プリズム(直角プリズム)
| 天体望遠鏡に使用します。光路を90度折り曲げるためのプリズムです。屈折望遠鏡やカセグレン式反射望遠鏡 は、天頂付近の天体を見たとき接眼レンズが下を向いてしまうため覗く姿勢が辛くなります。このときに天頂 プリズムで光路を90度折り曲げることにより観察者は水平方向を向くことができ、楽な姿勢で天頂付近の天体 を観察することができるようになります。 |
正立プリズム(シュミットプリズム、アミチプリズム)
| 屈折望遠鏡の映像は逆さまになります。星を観察しているときにはあまり気になりませんが、地上を観察する ときは違和感があります。この画像を通常の画像に戻すのが正立プリズムです。ダハプリズムなどとも呼ばれますが、映像を反射させる再にダハ面で1回多く反射させます。 |
対物プリズム(ウェッジプリズム)
| 星の組成などを分析するときに使用するプリズムです。プリズムで光を波長によって分光させることで、星 の輝線、吸収スペクトルなどを観察します。 屈折望遠鏡の対物レンズの前に4度程度の浅い角度を持ったプリズム(ウェッジプリズム)を設けて光を分散させます。 |
反射望遠鏡(低膨張率ガラス、平面精度)
| 反射望遠鏡には光を集光する主鏡があります。これは通常放物面鏡を使います。この主鏡に使うガラスは 熱による変形で天体の画像が悪くならないように、膨張係数のとても低いガラスを使用します。アマチュアの天文家の中には、素材のガラスだけを入手して自分で放物面鏡を磨く方々もいます。 また、主鏡で集めた光を再び反射させて接眼レンズに光を導くための斜鏡と呼ばれる反射鏡は面精度が非常に良く画像の歪みなどが少なくなるよう作られています。 |
レーザー反射鏡(コーナーキューブ)
| アポロ11号が月と地球の距離を正確に計測するために月面に設置したものが有名です。コーナーキューブ プリズムは入射した光と同じ方向に反射光を返すことのできるプリズムです。この反射鏡を使い地球から月に発射したレーザーを月面で反射させて、再びそのレーザー光を捕らえます。その発射から受光までの 時間差を測定することで距離を測定します。反射光の角度の少しのズレも月と地球の距離ほど離れると大きな距離のズレとなり受光装置に戻りません。このためこの種のプリズムには正確な角度精度が要求さ れます。 |
医療分野への応用例
顕微鏡(三角プリズム、ビームスプリッタ)
| 双眼顕微鏡では、観察者の目の間隔に合わせられるように接眼レンズ部分が動くようになっています。 接眼レンズ同士の間隔が動いても左右の光路が確保されるように鏡筒には22.5度の頂角を持った三角プリズムをよく使います。また、カメラなどと併用して観察する場合に目視とカメラと両方に 光路を分けるプリズムとしてビームスプリッタが使われます。 |
産業分野への応用例
光学ピックアップ(微小直角プリズム、微小ビームスプリッタ)
| ブルーレイ・ディスクなどの情報を読み取るピックアップ部分は半導体レーザーからの光をディスクに 当て、帰ってきた光を受光素子に導くためのビームスプリッタやレーザー光を整形するためのプリズムなどが非常に狭いスペースに納められています。 |
デジタルカメラ(微小直角プリズム)
| 通常撮影と接写の切り替えなどにプリズムが使われています。 |

